モリス

W. モリス
Charles W. Morris, 1901-1979

[伝記]
モリスはアメリカの哲学者で、記号論や宗教論などを専門とした。彼はパースやミードなどの影響のもとに記号論を定式化したほか、ジェイムズやデューイの影響をうけ、西洋と東洋の宗教思想の統合を目指す独自の宗教観を提示した。モリスは1901年にコロラド州デンバーに生まれ、ノースウェスタン大学を卒業。シカゴ大学で博士号を取得したのち、シカゴ大学、フロリダ大学で教授を務めた。

[概要]
モリスによれば、「個人の人生の指針となる最も一般的な方式は、その人を救済する方法であり、そうした救済方法の基礎となってそれを実行にうつす信念と手段が、その人の宗教である。」しかしここでいう、救済や宗教という言葉はキリスト教の信仰と結びついてしまいやすいので、それを「生き方」や「全体の方向性」などとよんでもよいという。

(整理中)

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